▲オロネフ25-500が最後尾時

車両名導入時期メーカー
24系25形500番台
『トワイライトエクスプレス』
2019年8月29日トミックス(TOMIX)
(寝台特急形客車)24系25形500番台『トワイライトエクスプレス』

既存の24系25形客車を改造し、1989年7月21日に団体臨時列車としてデビューした列車。幾度かの編成組み換えが行われたのち、約5か月後の12月2日に第2編成が落成したのを機に臨時寝台特急列車となり、寝台券の一般販売が開始された。編成は最も親しまれた通常期の編成で、1列車につき1部屋しかない『展望スイート』、レストランカー『ダイナープレヤデス』、サロンカー『サロンデュノール』及びA寝台2両・B寝台5両からなる電源車込みの10両。全3編成が落成し、2015年3月の廃止まで運転された。
その後、A個室寝台車4両及びレストランカー及びロビーカー、業務用車としてB寝台車1両(オハネフ25-503)に電源車をつなげた8両編成が組成され『特別なトワイライトエクスプレス』として、主に西日本管内の路線を走る団体臨時列車として約1年間運転され、2016年3月に全ての運行を終了した。なお、その名を継承する豪華クルーズトレイン『トワイライトエクスプレス瑞風』の添乗員訓練や性能検査などを兼ねて一部の車両が試運転列車に使用されていた。
現在では京都鉄道博物館に客車5両と旧専用牽引機EF81-103号機が保存されている。尚、臨時列車として運転されていた当時からの牽引機であるEF81(44,113,114)及び特別なトワイライトエクスプレス運転時に専用塗装となったEF65-1124号機は今も現役で稼働している。

細評⇒トワイライトエクスプレス
――ほしぞら高原鉄道24系25形500番台『トワイライトエクスプレス』――

ほしぞら高原鉄道で導入予定がなかったが、2019年8月に古いロットの基本編成らしき車両(7両)を格安で入手。その後、通常期編成を組成するにあたって、不足していた車両を調達して10両編成化した。客車前後の列車名表示のシールを調達できなかったため、カプセルプラレール用の物を転用。牽引機については最初の客車7両とともに入線したEF81(113号機と付番)及びこの5年ほど前に入手していた同色のEF81(103号機と付番)を指定。他に実車が団体列車として運行されていた際に牽引していた経緯もあると、EF65-1131号機を予備牽引機として指定していた。現在では予備牽引機は外れ、専用色のEF81の2両を牽引機としている。
主な牽引機関車:EF81-113,EF81-103(旧予備機:EF65-1131)


導入のきっかけとなったエピソードなどを綴ったもの。
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