車両名導入時期メーカー
EF58 89号機2004年1月くらい関水金属(KATO)
――実車『EF58 89』について――
昭和31年8月3日に日立製作所水戸工場にて落成後、東京機関区に新製配置されました。
その後、宮原機関区に貸し出された後、青大将塗装(いわゆる特急用特別列車塗装)に塗られ、東海道本線全線電化の祝賀列車(上り『つばめ』)の先頭に立った機関車でした。
その後は、東京機関区⇒宮原機関区(貸出)⇒東京機関区⇒宇都宮運転所⇒田端運転所と渡り歩き、特別列車牽引などで活躍しましたが、平成10(1998)年の通電検査において絶縁不良が発見されて以降、田端運転所構内で留置されていましたが、1999年10月4日、後輩だった『EF65 1052(既廃車)』に牽引されて大宮工場へ廃車回送され、8日に廃車となりました。
当初は、大宮工場で一般塗装(青15号+クリーム1号)に塗りなおされて、茶色い125号機と青大将塗装にまとった93号機(現役時代にはなっていない)とともに、静態保存されていましたが、交通博物館が東京・神田から大宮・埼玉へ移転し『鉄道博物館』となる際に展示車両として指定され、茶色の塗装へと戻された後に、現在は鉄道博物館内に静態保存されています。 

――ほしぞら高原鉄道『EF58 89』について――
2004年の正月くらいに、旧型客車3両(現在は全廃)とともに入線した機関車です。ほしぞら高原鉄道の4機目くらいの機関車で、初の関水金属(KATO)製車両の入線となりました。
EF65 1127やEF66 19と比べ、動かしにくいことからあまり運用には入らなかったが、現在は14系客車を牽いて活躍したりしています。


EF65-1019・1118とともに修理を終えて、返却回送されてきた時(2010年8月14日撮影)。
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