車両名導入時期メーカー
EF65 1059号機2018年3月27日トミックス(TOMIX)
――実車『EF65 1059』について――

嘗てJR貨物に在籍していた機関車です。2009年3月31日付で廃車されており、現存しません。
実車は1977(昭和52)年1月21日に川崎重工と東洋電機により新製された6次車で、首都圏で運用されていた旧形電気機関車の運用を置き換える目的で製造され、新鶴見機関区へと新製配備された。その後は転属することなく、1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化により、JR貨物所属となった。その後、同年7月24日にそれまでの国鉄特急色から試験塗装へと塗り替えられた。後年になり、同じように試験塗装を纏っていた機関車は、廃車或いはJR貨物更新塗装へと塗り替えられていき、1059号機は唯一試験塗装を纏ったまま活躍を続けていました。
廃車が近くなった2008(平成20)年10月から12月まで岡山機関区に貸し出された以外は、生涯新鶴見機関区一筋で運用され続けた同機であったが、2009(平成21年)3月31日付廃車となりました。この4日前に大宮車両所へ入場したのが、実質上の廃車回送だったのでしょう。翌月21日、車体を2分割されたうえでスクラップ業者へ搬入。試験塗装を纏ったまま生涯を終えました。
――ほしぞら高原鉄道『EF65 1059』――



▲(2018年3月31日 自宅にて撮影)
単機試運転を行う1059号機。


▲実車はすでに引退、廃車解体済みで現存しない1059号機。しかし、模型の世界ではこれからも走ります。

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