車両名導入時期メーカー
EF65 2139号機2014年10月頃トミックス(TOMIX)
――実車『EF65 2139』について――

0番台、500番台(P形及びF形)、そして1000番台(PF形)の大きく4グループ、総勢308両が製造されたEF65形機関車の最終ロットとして、1979(昭和54)年8月29日、川崎重工及び富士電機の手によって製造・竣工。登場当初は宮原区へ配置。関西ブルトレ(あかつき等)を主に牽引していました。しかし1985年頃に吹田へ転属、そのまま1987年の国鉄分割民営化を迎え、JR貨物所属となります。その後、ブレーキ改造を施されて赤プレートに変わり、JR貨物更新塗装となりつつも、先に引退していく同僚たちを尻目に、貨物列車を牽引していました。
それから数年近く経過した2016年4月、国鉄特急色へと戻されており、一躍注目を浴びる機関車となりました。自身がこの機関車に目を向けたのは、2016年9月29日から30日に運転された甲種輸送列車でした。それは、JR四国から東武鉄道へ譲渡される12系及び14系客車の牽引で、嘗て運転されていた寝台特急『瀬戸』のヘッドマークを模した、特別なヘッドマークを装着して客車6両を牽引して力走した時でした。国鉄特急色+赤プレートの組み合わせは、数年くらい前であればよく見られたものでしたが、全てがJR貨物更新塗装に変更か廃車されたため、見られなくなっていました。そんな中で最終製造機であった2139(旧1139)号機が国鉄特急色を再び纏って運用復帰。以降も2065号機などが塗り替えられていますが、その先駆けとなった2139号機は特別な機関車なのかもしれません。
――ほしぞら高原鉄道『EF65 2139』――


▲2016年、久々の増備車両として導入された。
先に導入されている(旧ロット)1127号機及び1115号機とは違い、貨物列車専用牽引機として活躍する模様です。


▲2017年4月19日、ポポンデッタwith東海道線ギャラリー(静岡県静岡市 静岡駅ビルパルシェ5F)のレンタルレイアウトで処女走行をしました。


▲単機試運転の様子。


▲EF210-1と並ぶ。既にコンテナ貨物を繋ぎ変えた後のようだ。


▲EF210-1からバトンタッチし、TEC-STATIONコンテナ貨物列車を牽引。


▲出発前。


▲EF65-1127(奥)と並ぶ(2018年3月11日、自宅にて撮影)。


▲貨物列車を牽引して出発する前(2018年3月11日、自宅にて撮影)。


▲途中駅でけん引してきた『鉄道むすめコンテナ列車』をEF210-1にバトンタッチ。


▲EF210-1と並ぶEF65-2139。

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