車両名導入時期メーカー
EF66 19号機2000年9月29日トミックス(TOMIX)
――実車『EF66 19号機』について――

嘗てJR貨物に在籍していた機関車で、主に高速コンテナ貨物列車の牽引の任についていました。
このEF66形電気機関車についてですが、高速貨物列車(コキ10000形・1000t級・最高速度100km)を単独で牽引できるようにと開発が進められた機関車で、1966年に試作機『EF90 1(後のEF66 901)』が登場し、その後1968年から69年に初期車20両が、1973年から75年にかけて、第二次車35両が製作され、全55両が前途のように、高速貨物列車の運用へと就任しました。
その後1985年3月から寝台特急列車『はやぶさ(東京〜西鹿児島:当時)』や『富士(東京〜宮崎:当時)』等の牽引機としての役目を、EF65形1000番台から引き継ぎ、文字通り花形列車であるブルートレインの牽引機としても活躍しました。
 しかし、末期には併結列車となって最後まで残っていた『はやぶさ・富士(東京〜熊本・大分)』、『なは・あかつき(京都〜熊本・長崎)』での運用に活躍していましたが、ついに2009年3月、この2列車ともに廃止となり、ブルートレイン牽引機としての歴史に幕を下ろし、JR西日本のEF66は全車が定期運用を離脱しました。そして、工臨牽引用などとして残っていたJR西日本最後の2両(45号機・49号機)が2010年9月18日に南福井へと回送。廃車・解体されてしまい、ついにJR西日本配置のEF66形全車が姿を消してしまいました。
現在ではJR貨物吹田機関区に52両(100番台機一次車8両(1989年〜)、二次車25両(1990年〜))が在籍。0番台は30号機と27号機のみが現役で動くのみとなっています。
19号機は昭和44年(1969年)9月20日に川崎重工と富士電機の手により誕生、更新改造第1号、更新U(塗装)施工第2号機であったが、現在は既に廃車・解体されてしまったために現存しない。
この模型のモデルとなったのは、更新改造された時に施されたJR貨物カラーで、末期には一般車に近い塗装となっていました。更新改造時に、特急シンボルマークをあしらった台座・ヘッドライト間のステンレス帯が省略されていました。

――ほしぞら高原鉄道『EF66 19』――

2000年9月29日にコンテナ車2両とともに入線した、当鉄道で最初に運転を開始した電気機関車です。貨物列車の牽引が主な任務ですが、車両を工場などに回送する際に牽引する役目を主に持っているのはこの機関車です。
ちなみに、2010年7月ごろ、車体に損傷を発見されたために休車の措置を取り、製造メーカーへと回送。車体載せ換え作業を実施されたうえで、8月13日に復帰回送されてきた。写真については、その際に撮影されたものである。

この機関車に関する裏話『機関車の購入違い??』
元々、別の機関車(普通のEF66・EF66 100辺り)が欲しかったが、模型屋の店員さんに勘違いされてしまう(汗
「これじゃなくて…」とは、到底言いづらかったので、そのままコンテナ車とともに購入したという苦い思い出が(汗)
(模型屋の店員さんや、何よりガラスケースから出されたこの機関車が、またケースの中に閉じ込められると思うと可哀想になった)
でもまぁ、かっこよかったので良しとしました。でも、EF66は、いつ見てもかっこいいです。
(前面の特急シンボルマークをあしらった台座・ヘッドライト間のステンレス帯が省略されたのが気に入らないが)



旧車体で活躍していた頃…新たに入線したEF65-113号機の甲種輸送も担当していた。




新たな車体に生まれ変わって、EF66-10号機に牽引されて回送されてきた。

車両紹介TOP/車両紹介(機関車)