車両名導入時期メーカー
EF81 95号機2004年1月23日関水金属(KATO)
――EF81形電気機関車について――


1968年から、日立製作所・三菱重工業が製造した交直流両用電気機関車。
先代交直流機『EF80』形電気機関車が、特殊な構造だったのに対し、このEF81形はシステム上、
直流機EF65形に交流機を追加したような感じで、保安装置の制限などがなければ、日本全国どこでも運用できる。
現在では、JR貨物のEF81は、EH500等といった新世代機に置き換えられ、
JR東日本・西日本に所属する機関車も、運用減によって、廃車されつつある。
細評⇒EF81(Wiki)へ。
――EF81 95号機について――


JR東日本に在籍する機関車で、2000年3月31日を持って引退した『スーパーエクスプレスレインボー(以降SER)』専用牽引機。
この車両がデビューした時に、この専用カラーへと変更され、試乗会でSERを牽引したのも95号機だった。
それ以降のことを考えると、EF65形の方は1019号機が専用塗装になった後、同車の後継として1118号機が専用牽引機になったが、EF81 95号機だけは、SERデビューから引退まで専用牽引機としてエスコートし続けていた。SER引退以降も、そのカラーのまま活躍している。カシオペア塗装のEF81に比べて、地味に見えがちな同機だが、その赤くて美しい姿には変わりはない。

車両データ:JR東日本田端運転所所属,過去には寝台特急『北斗星』も牽引している。1987年3月のSER登場時よりこのカラーである。
――ほしぞら高原鉄道『EF81 95』について――


当社鉄道線でも、2004年1月23日にSERと、同じく専用牽引機『EF65 1019』とともに入線してきた。
SER自体の編成が長すぎるので、全7両のうち、1号車,4号車,7号車を連結した3両編成が
『RainbowExpress』という、団体専用の貸切列車として使用されたりしており、EF81 95が牽引します。
その他は、EF65 1127等が故障した場合の救援や代理での列車牽引や、貨物列車牽引が主な任務となっている。


SER堂々の7両を牽引(2010年8月7日,上野倶楽部さんにて撮影)

車両紹介TOP/車両紹介(機関車)