車両名導入時期メーカー
"あさぎり"小田急ロマンスカー20000形電車(RSE)2010年12月17日ハセガワMODEMO
小田急ロマンスカー20000形電車(RSE)について


 小田急電鉄が3000形SSEロマンスカーを使用して運行していた急行あさぎり(新宿〜御殿場)を沼津へ延伸。それまでの小田急電鉄の片乗り入れからJR東海と小田急電鉄の共同運行へと移行。それに伴い特急列車化することとなり、走行性能や定員仕様などを合わせて双方で車両を製作する事になり、元々から急行あさぎり号を運行していた小田急電鉄が登場させたのが、この20000形(RSE)である。JR東海があさぎり号用に登場させた371系電車とは窓の大きさなどを含めて、概観は大きく異なるものの、基本的な仕様は同じである。
371系が7連1編成しか作られなかったのに対し、20000形RSEは7連2本の計14両が製造され、本来のあさぎり号の運用のほか、休日には『はこね(新宿〜箱根湯本)』の運用にも使用。尚、371系が検査入場するなどして運用できない場合には、20000形RSEの1編成がJR東海に貸し出され、371系にて運用されるあさぎり号を代走していた。2012年3月16日を最後に運転区間が御殿場まで縮小、同時に車両は小田急60000形MSEに統一されることに伴い引退した。現在では喜多見電車基地に先頭車1両とダブルデッカー中間車1両が静態保存。また、1編成が富士急行へ譲渡され、3両編成へ改造。同社8000系電車となり、フジサン特急として運行されている。

ほしぞら高原鉄道『20000形電車』


2008年の371系導入当初から、20000形RSEの導入計画はあった。しかし、どのメーカーから発売されているかも分からず、発売されているのかも分からなかったため、事実上の頓挫となっていた。それから2年経った2010年12月中旬、たまたま立ち寄った某所に展示されているのを発見。そこの担当者との商談の末に導入、入線となりました。複線レイアウトを組んだら、駅ですれ違う事しかない、2編成の競演走行をしてみたいです。


▲試運転の模様を動画で撮影しました。
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