車両名導入時期メーカー
381系直流特急形電車(パノラマしなの)2015年9月30日関水金属(KATO)
381系電車について


日本の鉄道路線に多く存在する急カーブや勾配。車両自体の出力向上だけでは所要時間短縮には限界があると、国鉄が開発した特急型電車。曲線通過速度を向上させることを目的として、振り子試験車両591系電車の結果をもとに開発され、1973年より中央本線の特急列車『しなの』より投入が始まり、1978年に阪和・紀勢本線の特急『くろしお』、そして1982年に伯備線の特急『やくも』に投入された。現在では、それぞれ新型車両に置き換えられて姿を消してゆき、現在では伯備線の特急『やくも』で使用されているだけとなった。

この車両は、嘗てJR東海が『しなの』として運行していたパノラマグリーン車を連結した編成で、最後まで残ったP-2編成をプロトタイプとした車両。6両編成1本だけとなりながらも、後輩383系とともに、しなの号として駆け抜けていたことは、今ではすっかり過去のものとなりました。

ほしぞら高原鉄道『381系電車』パノラマ編成

片側の先頭車がグリーン車であり、さらにその先頭部は全面展望を楽しめる特別席であることから、不定期で運転が行われている。

381系電車(パノラマ編成)考察
 自分にとっての381系電車で一番印象がある…それは、阪和・紀勢本線で走行していた、381系スーパーくろしお(旧塗装)であり、国鉄特急色のイメージはまったくありませんでした。そのころは形式なども知らずでした。実車は、リニア・鉄道館に保存されている2両の先頭車しか見たことがなく、BSフジ『鉄道伝説』の381系特集とかの映像で見たのがほとんどで、特に思い入れというものがないというのが現状です。
懐古主義の中で購入したというのはありますが、実車の走行画像を見ると、その優雅な走りっぷりに一目で惚れてはいたものの、製品が発売されていてからも躊躇し、だいぶ経過してから入線させました。久しぶりに新車で購入したものだが、停止中でもライトが点灯していたり、実車同様に振り子機能がちゃんと機能していたり、非常に魅力的でした。


△0番台車両とのすれ違い


△駅に停車中。明らかにホームからはみ出ている。

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