車両名導入時期メーカー
100系『グランドひかり』2018年9月7日関水金属(KATO)
(日本国有鉄道・JR東海・JR西日本)100系新幹線電車について


1985年より運転が開始された、東海道・山陽新幹線の第2代目の新幹線電車。16両編成に2両連結の2階建て車両のうち、(国鉄時代に製造、JR東海が継承)8号車が食堂車のX編成、2両ともグリーン車(8号車1Fにカフェテリアが設置されていた)の、JR東海が自社発注したG編成、JR西日本が独自仕様で2階建て車両を4両(うち1両は食堂車)連結した『グランドひかり』ことV編成が存在した。東海道新幹線上では2003年9月16日に引退。残るJR西日本においては、ひかり運用から離脱したV編成の短縮化によって誕生した6両編成のK編成及び、4両編成のP編成も存在した。
100系3000番台『グランドひかり』は、JR西日本が独自仕様を組み込んで製造した100系新幹線で、100N系とも呼ばれた。他の100系と同じく12M4Tの16両編成で、T車4両全てをダブルデッカー車とした。そのため先頭車両も電動制御車となるなど、JR東海所有のX編成及びG編成とは一線を画す仕様となっていた。1989件3月より運転を開始し、最速達の『ひかり』号として東京〜博多間を主に運行された。山陽新幹線の区間では他の100系より速い営業最高時速230q/hを誇り、V1編成は270q/h運転をも可能な仕様であった。試験走行では277.2q/hの記録を達成したものの、騒音などの問題を解決することは出来ず、最高時速は230q/hに抑えられていた。1992年より300系『のぞみ』がデビューし、最速達列車の任を譲ったものの元気に走っていました。しかし、1997年3月の500系デビューなどにより徐々に活躍の場を減らしていき、2001年10月1日以降は東海道新幹線区間で1往復の定期運用のみ、他は臨時列車のみでの運用となっていた。やがて2002年5月18日に定期運用を離脱、11月23日に山陽区間でのさよなら運転を持って引退した。
その後は『こだま』へ転用すべく組替、短編成化改造が行われ、一部車両は先頭車化、またはG編成11号車(125-700)の車体へ載せ替えられるなど、9編成分108両の電動車全車が転用された。そしてK51〜K60編成6連10本、P1〜P12編成4連12本の陣容となり、老朽化の進んでいた0系の置き換えに充てられた。その後、フレッシュグリーンの塗装へと変更されるなど、様々な改良がおこなわれて活躍を続けていた。
しかし、老朽化などにより順次運用を離脱。先にP編成が運行を終了。残るK編成のうち最後まで残った3編成は元々の国鉄色へ復元。2012年3月16日に岡山〜博多間でK55編成を用いた『ひかり445号』として疾走。華々しくラストランを飾り、同日に300系と共に引退しました。

現在では、JR東海が建設した博物館(リニア・鉄道館)に元X2編成1号車の123-1と、元X1編成8号車の168-9001が連結された状態で、(JR西日本)京都鉄道博物館に元K54編成6号車(16連時代,V3編成16号車)の122-5003が他の保存車両とともに展示されている。また、博多総合車両所にて元V9編成の168-3009・179-3009の2両が保存され、イベント時などを主に展示されているようである。

ほしぞら高原鉄道『100系グランドひかり』


一時期、基本セットの6両だけながら保有していた事があったので、今回のグランドひかりは実質2代目となる。


初代は2009年7月1日に、TOMIX製100系新幹線の導入が見込め無かった等の理由により導入された。当時もまたフル16両編成化を目指しており、6両増結セットなどを探し求めていたのである。しかし、当時も現在と状況はそこまで変わりなく、なかなか購入はおろか、商品を見かけること自体なかった。やがて念願であったTOMIX製7両編成が導入された際に整理対象となり、他の車両と共に2011年8月1日に廃車・売却となった。


その後、2018年7月に16両編成化案が再燃し、計画は実行されることとなる。しかし、2018年7月17日のTOMIX製車両によりX編成16連組成により解決を見たが、その後の動力トラブルにより追加導入を検討。結果、16連計画が叶わず7年前に手放された『グランドひかり』に白羽の矢が立ち、再導入が行われた。


JR西日本100系3000番台V編成『グランドひかり』の特徴でもある、7号車〜10号車のダブルデッカー。引退から既に15年以上の歳月が経過した『新幹線史上、最も豪華』な新幹線は、模型の世界では疾走を続けている。


△走行シーン集です。
やっぱりダブルデッカー4両(7〜10号車)の迫力…。



△レールガーデンで走行させた際の走行シーン集です。
走らせる場所が違えば、車両の見え方も違う。特徴的なダブルデッカー4両がより映える感じがなんとも言えない


車両紹介TOP/車両紹介(新幹線)