△自宅にてにて撮影
車両名導入時期メーカー
381系直流特急形電車(スーパーくろしお)2015年7月1日
同日改造
トミックス(TOMIX)
381系電車について


日本の鉄道路線に多く存在する急カーブや勾配。車両自体の出力向上だけでは所要時間短縮には限界があると、国鉄が開発した特急型電車。曲線通過速度を向上させることを目的として、振り子試験車両591系電車の結果をもとに開発され、1973年より中央本線の特急列車『しなの』より投入が始まり、1978年に阪和・紀勢本線の特急『くろしお』、そして1982年に伯備線の特急『やくも』に投入された。現在では、それぞれ新型車両に置き換えられて姿を消してゆき、現在では伯備線の特急『やくも』で使用されているだけとなった。

ほしぞら高原鉄道『381系ハピネスチャージプリキュア!装飾電車(ハピプリトレイン381)』

廃車同然…という状態で入線してきたこの車両。4つのパンタグラフ全て欠如、パノラマグリーン車(クロ380)のライト不点灯、動力車両の不具合…ただ、車体の色が、自分が『381系!』の印象が高い、スーパーくろしおの旧塗装であり、先頭のパノラマグリーン車の造形が、自分にとっては印象深い造形であった、そして求めやすくなっていた価格…それがこのベース車両(381系スーパーくろしお)を入線させたきっかけです。パンタグラフとクロ380用のライト基盤を取り寄せて、取り付け及び交換。動力ユニットも通電を繰り返したり車輪洗浄を行うなどして調子を取り戻させ…。
同時期に、281系より解除された『ハピネスチャージプリキュア!』装飾を別車両で再登場させることになり、この車両へ白羽の矢を立てた。281系時代とは一見異なった、すっきりした感じの列車となり、ベース車両の派手なデザインと相まった感じへとなった。この車両は振り子機能を停止している。

381系電車考察『私と381系電車』
 自分にとっての381系電車で一番印象がある…それは、阪和・紀勢本線で走行していた特急『スーパーくろしお』でした。後期には塗装変更されて青系の塗装となった同車両ですが、今でもオレンジと黄色の帯をまとっていた、この当時のスーパーくろしお号のデザインが、自分の印象に残っている381系電車でした。JR東海の鉄道博物館『リニア・鉄道館』で、本物の381系(国鉄特急色のクハ381-1,クロ381-11)を見た後でも、それは未だに揺るいでいません。乗ったことがない電車ですが、走っていた当時の映像などを見ると、地域特性に合わせて奮闘していた往年に思いを馳せることが出来ます。


2018年7月4日、ポポンデッタwith東海道線ギャラリー6番線及び7番線での走行シーン集。

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