車両名導入時期メーカー
東海道・山陽新幹線100系2011年2月23日トミックス(TOMIX)
東海道・山陽新幹線100系(7両)2011年7月5日トミックス(TOMIX)
(日本国有鉄道・JR東海・JR西日本)100系新幹線電車について


1985年より運転が開始された、東海道・山陽新幹線の第2代目の新幹線電車。16両編成に2両連結の2階建て車両のうち、1両(8号車)が食堂車のX編成、2両ともグリーン車(8号車1Fにカフェテリアが設置されていた)の、JR東海が自社発注したG編成、JR西日本が独自仕様で2階建て車両を4両(うち1両は食堂車)連結した『グランドひかり』ことV編成が存在した。東海道新幹線上では2003年9月16日に引退。残るJR西日本においては、ひかり運用から離脱したV編成の短縮化によって誕生した6両編成のK編成及び、4両編成のP編成も存在した。
この際、JR西日本で行われたV編成の転用改造では、両方の先頭車両(121形及び122形)と車椅子スペース搭載車(125-3700)が大幅に不足。その前にJR東海より譲渡されていたG編成7本の車体も利用するとしても種車不足であった。このため、JR東海浜松工場から博多総合車両所まで、8両編成に短縮された回送列車が幾度か運転された。これは、種車として使用する先頭車及び125-700形(11号車)譲渡のためで、100系が当初の設計で自力走行できる最低組成数が2T6Mの8両であったためであった。博多総合車両所へ到着後は、譲渡対象の3両を除いて廃車・解体されている。
パズルゲームのように編成が組み直され、6両編成10本、4両編成12本の計108両…(グランドひかり)V編成の全電動車両が転用された。その後、フレッシュグリーンの塗装へと変更されるなど、様々な改良がおこなわれて活躍を続けていた。
しかし、老朽化などにより順次運用を離脱。先にP編成が運行を終了。残るK編成のうち最後まで残った3編成は元々の国鉄色へ復元。2012年3月16日に岡山〜博多間で『ひかり445号』としてラストランを飾り、同日に300系と共に引退しました。

現在では、JR東海が建設した博物館(リニア・鉄道館)に元X2編成1号車の123-1と、元X1編成8号車の168-9001が連結された状態で、京都鉄道博物館に元K54編成6号車の122-5003が他の保存車両とともに展示されている。また、博多総合車両所にて元V9編成の168-3009・179-3009の2両が保存され、イベント時などを主に展示されているようである。

ほしぞら高原鉄道『100系電車』


2011年2月下旬に、両先頭車(123,124)と中間電動車(125)、2階建て食堂車(168)を、それぞれ別の前所有者よりオークションで譲り受けた。123+125+124の3両或いは、中間に168を連結した4両編成で運用される。ほしぞら高原鉄道としては、増結用の中間車両を調達して、6・7両編成にすることを目標としていた。


123+168+125+124の編成。さしずめ、リニア・鉄道館所蔵の100系2両及び、天国から中間電動車125と東京方先頭車124を召還。125を単独ユニット化改造して走行させる…といったイメージだろうか。


(100系東海道・山陽新幹線セット)7両(123+126+125+168+149+116+124)編成のセットを導入。思い入れのある車両セットの導入により一安心。ここから125形及び126形…中間電動車を増やし、最終目標として16両編成化を目指すこととなった。しかし、その目標を達成する前に、肝心の中間車両の入手は事実上の困難状態に。計画は事実上凍結されることとなった。
それとは話が前後するが、前述のTOMIX製7両編成が導入された際、一時的に所有していたKATO製100系グランドひかり(基本6両)は廃車・売却となった。
その後、2018年7月に16両編成化案が再燃し、計画は実行されることとなる。しかし、2018年7月17日の16連組成時、実際に組み込まれたのは両端先頭車及び中間動力車126形1両、そして中間トレーラー車3両(125形2両及び126形1両)で、このページに記載された車両は組成されなかったのである。

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