車両名導入時期メーカー
500系『こだま』2018年8月29日トミックス(TOMIX)
(JR西日本)500系新幹線電車について


1997年3月より運転が開始された、東海道・山陽新幹線の新幹線電車。1992年登場の500系900番台『WIN350』の走行試験の結果などを元に、1996年1月に量産先行車であるW1編成が完成して試験走行に従事。翌年の1997年3月22日より山陽区間の『のぞみ』(新大阪〜博多)として営業運転が開始された。その後、同年7月から翌1998年12月までに量産車8編成が次々と製造された。W2〜W4編成の落成を待って、1997年11月29日より東海道新幹線への直通運転も開始。最も多い時期で東京〜博多7往復、新大阪〜博多1往復の『のぞみ』に充当されていた。しかし、2007年1月に時速300q運転が可能な新型車両『N700系』が運転を開始すると、徐々に充当車両の置き換えが進められることとなった。同時に運用を離脱した編成は、博多総合車両所において8両編成に短縮する改造工事を受けて『こだま』へ転用されることとなった。末期はのぞみ6号で東京へ上り、下りのぞみ29号の1往復のみの運用となり、W1編成及びW8編成が16連で残っていた。2010年3月12日の500系のぞみラストランにはW1編成が充当され、華々しくラストランを飾った。その後、W8編成は8両編成へ短縮改造工事を施され、W1編成は改造されることなく廃車となった。
2008年12月1日より、0系で運行されていた『こだま』を置き換える形で8連の運用が開始された。8連運転開始当初から現在まで、4号車及び5号車を6号車に合わせる形で2+2シート化されたり、8号車には子供用の模擬運転台を設置するなどの改造を施されている。その後はV2各種イベント及びラッピング列車に充当。2014年7月19日〜2015年8月まで『プラレールカー』。2015年11月17日〜2018年5月31日まで新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト「500 TYPE EVA」となり、内装なども大幅に変わっていたようである。現在では2018年6月30日より『ハローキティ新幹線』となり、こだま730号、こだま741号に充当されている。 

現在では、(JR西日本)京都鉄道博物館に元W1編成1号車の521-1が他の保存車両とともに展示されている。また、元W1編成16号車の522-1が日立製作所笠戸製作所において非公開ながら保存されている。また、試作車両であった『WIN350』は1996年廃車後に両先頭車は残され、博多総合車両所にて6号車の500-906、滋賀県米原市にある『鉄道総合技術研究所(JR総研)風洞実験センター』に1号車の500-901が非公開ながら保存されている。

ほしぞら高原鉄道『500系こだま』


ヤフオクにて出品されていたTOMIX製8両編成を中古導入した。往年の16両編成の半分程度の長さとなり、各駅停車『こだま』となっているが、今でも特別なオーラは変わっていない。こちらの8連に関しては、16両編成の走行に向かないレンタルレイアウトでの走行を前提としている。


△走行シーンを動画にまとめました。今でも『カッコいい』新幹線なのです。


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